
各層のサービス・パラメーラの設定及びシナリオ・データの作成機能を有するとともに、作動/停止、起動及び作動中のステータスをリアルタイムに表示する機能を有している。詳細は、4.2.5項に示す。
(8)送受信記録機能
全ての送受信データについて時刻を付与して、内部エリアにファイル記録する機能を有する。このファイルは、評価終了後、オペレータの指示によりデータは保存され、解析機能により必要な情報の抽出を行う。
4.2.2.2 論理チャネル制御機能ブロック
(1)論理チャネル制御機能
”1024”〜”3071”までの2048種類の論理チャネル番号を管理するとともに、コネクション型パケット・プロトコルの制御を行う。
(2)パケット分割処理機能
シナリオで指定されたユーザ。データを、パラメータ管理で登録しているパケット・サイズのデータに分割しパケット送信管理へ通知する。この時、分割後のパケットに一連番号(0〜65535)を付与する。この番号は、コネクション確立時から論理チャネルごとに設定を開始し、コネクションが解放されるまで連続的に付与される。この値は、ハンドオフ時にコネクション転送制御により新リンクに引き継がれるものとする。模擬データのフォーマットは、図4.2.5−2に示す。
(3)パケット再組立処理機能
パケット受信管理から受信したパケットのシーケンスを監視するとともに、モアビットによりデータの継続/終了を判定し、ユーザ・データの再組み立てを行い、受信バッファに設定する。
(4)誤り制御機能
パケットのシーケンス誤りに対するリジェクト応答送信、また回復不可能な誤りに対するリセットの応答送信を行う。
(5)パケット送信機能
送信データのウィンドウ制御及び再送データの送信を行う。
(6)パケット受信機能
受信データのウィンドウ制御(受信ウィンドウ・サイズ)及びシーケンス番号の監視を行う。
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